【宮津市】天橋立と共に訪れたい!SNS映えするおしゃれカフェ7選
和の風情が漂う街並みと昭和レトロな喫茶文化が残る宮津のまち。ですが近年、海外にいるようなモダンなインテリアや洗練されたランチメニュー、ときめく可愛いスイーツなど、思わず写真に撮りたくなるようなおしゃれで素敵なカフェも注目を集めているんです。
今回は、そんな“SNS映え”するカフェをご紹介します。
伝説の御神木がある「龍燈の松」
天橋立駅から徒歩3分。宮津の景勝地、天橋立のすぐ側にある「龍燈の松」はカフェ利用はもちろん、入口の横にテイクアウト専用の販売所があるので、食べ歩きにも利用しやすいカフェ。
店内にはアンティーク家具が置かれ、和モダンな落ち着いた雰囲気。2階にはお店の由来にもなった“昔、天橋立切れ戸の文殊に龍が舞い降りた”という伝説が残る御神木の「龍燈の松」を使ったテーブルがおかれているので、来店の際にはぜひチェックしてくださいね。
こちらでは天橋立名物“智恵の餅”が抹茶ソフトと一緒に、ふわふわのどら焼きにギュッと挟まれた「智恵どらパフェ」がいただけます。抹茶のほんのりとした苦味とあんこのバランスがよく、もちもちとした智恵の餅の食感と合わさってとても美味しくいただけます。ストロベリー味もあるので、抹茶が苦手な方はこちらをご賞味ください。
食べ歩きをしながら宮津のまちを楽しみたいという方には、龍燈の松限定のミルク工房そらの「ジェラート」と天橋立ワイナリーの「赤ワイン塩」を使った「赤ワイン塩みるくジェラート」がおすすめ。ジェラートの上にのった赤ワインの風味がふわっと広がり、甘塩っぱい味わいがクセになります。
スイーツを買ったらお店の外壁をチェックしてくださいね。龍燈の松のロゴが描かれたSNS映えスポットがあるので、ぜひ探してみてください。
龍燈の松(リュウトウノマツ)
京都府宮津市文珠481-1
TEL:0772-22-3331
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休(土・日・祝日以外)
駐車場:12台(有料)
Instagram:@ryutonomatsu
江戸創業の料理旅館が営む「GENMYOAN CAFÉ」
江戸時代に創業した料理旅館 玄妙庵が営む「GENMYOAN CAFÉ」は、天橋立駅から3分ほど歩いた場所にあります。府道2号線沿いの古い倉庫を改装した大きな円形状の窓がある建物が目印です。
店内やテラスには緑が多く取り入れられており、ナチュラルで温かみのある雰囲気が広がります。カフェスペースに加え、オーナーである玄妙庵の女将が選んだ陶器やお皿などの雑貨のほか、オーガニックの紅茶やチョコレートの商品も販売されています。また、こちらの店頭では、センスのいいお取り寄せを扱う『婦人画報』でクリスマス限定販売される「木の実とフルーツのパウンドケーキ」が通年販売されているのでこちらもお見逃しなく。
GENMYOAN CAFÉのスイーツは「身体に優しいスイーツ」をテーマにオーガニック食材を使用し、国産の発酵バターや、北海道産小麦粉はるゆたか、伊根の平飼い卵など、こだわりの食材を用いて作られます。中でも一番人気なのは、発酵バターとピュアアーモンドパウダーを使用したアーモンドクリームに、洋梨をたっぷりとのせて焼き上げた「洋梨のタルト」。サクサクとしたタルト生地の食感と、あとに残らないほどよい甘さにペロリと完食してしまいます。
地元牛乳のヒラヤミルクを使用したプレーンスコーンはそのままでも美味しくいただけますが、店内で製造している手作りジャムや純生クリームを付けた特製スコーンジャムセットが人気。サクサクほろほろの優しい甘さは、ついついもう一つ注文してしまいそうな美味しさです。
GENMYOAN CAFÉ(ゲンミョウアン)
京都府宮津市文珠483-11
TEL: 0772-22-6988
営業時間:月~金:10:00~17:00/土・日:10:00~18:00
定休日:なし
駐車場:80台
Instagram:@genmyoancafe
絶好のロケーションを満喫「tricot」
天橋立駅の目の前の道を南に進み、お地蔵様がある横道から海沿いの歩道に入って8分ほど歩くと、まるで絵本に出てきそうな小さなカフェ「tricot」があります。ここは天橋立から少し離れた海沿いにあるので、絶好のロケーションを堪能しながらのんびりとした時間を過ごせるのが魅力。
店内はロッジ風の木の温もりに包まれた、落ち着きある空間。海に面した大きな窓からは、時折行き交う船などが見え、ゆったりとした穏やかな時間が流れています。コンパクトな店内ですが、入り口近くには一度食べたらハマると人気の「菓子工房zarame」の焼き菓子や、昔ながらの素朴な材料と製法でつくられる「SAPO JAPAN」の石鹸など、オーナーお気に入りの商品も販売されています。
こちらのおすすめは「あんこのスイーツ」。実はあまりアピールされていないのですが、あんこ好きのオーナーが密かに何度も試作を繰り返し、理想の“甘じょっぱい”に仕上げた、こだわりのあんこが使用されています。小豆も地元産を中心に、時期によって北海道産と使い分けられているのだとか。ちなみに、地元宮津の小豆は皮も柔らかく、とても美味しく炊けるそうですよ。まずはシンプルに「あんバタートースト」でこだわりのあんこを味わってみてください。
昔ながらの硬めに仕上げたクラシックな黒糖プリンは、苦味のあるカラメルソースが特徴です。プリンの甘さと絶妙な苦味さは相性抜群!!
tricot
京都府宮津市文珠541-12
TEL:0772-22-5188
営業時間:月~金:10:00~18:00/土・日:10:00~17:00
定休日:木曜日(不定休あり)
駐車場:4〜5台
Instagram:@tricot_casualcafe
大音響が心地よく響く「somewhere/cafe」
宮津駅から徒歩3分の場所にある「somewhere/cafe」は、街に溶け込むモノトーンの外観にナチュラルな木の扉がシックなカフェ。「珈琲とランチと音楽と宮津を愉しむ“場”」をコンセプトに、憩いの時間と空間を提供してくれます。
ナチュラルな温かみのある店内には、1970年代に劇場などで使われていた大型スピーカーの「ALTEC A7」が鎮座しており、現代のスピーカーにないざっくりとした音が心地よく響きます。
こちらでぜひ味わっていただきたいのが、注文を受けてからスパイスを調合する「チキンカレー」です。クミン・コリアンダー・ターメリックなどのベーシックなスパイスに、白ネギと牛乳を加えるのがsomewhere/cafe流! スパイスの尖った風味に白ネギの甘みと牛乳のまろやかさが抜群のバランスで調和する旨味はクセになる美味しさです!!
また、ジンジャーチャイを豆乳で入れた「ジンジャーチォイ」はお店の隠れた人気メニュー。豆乳で作ることで、牛乳よりもコクのある味わいに仕上がります。このネーミングには、常連さんが「ジンジャーチャイをソイで(淹れてほしい)」と言おうとして言い違えたことに由来する、ほっこりしたエピソードがあるらしいですよ。
somewhere/cafe(サムウェア/カフェ)
京都府宮津市字鶴賀2057-29
TEL:090-4042-6045
営業時間:11:30~17:00
定休日:土・日・祝日
駐車場:1台
Instagram:@somewherecafemiyazu
人が集う古民家風アメリカンダイナー「MIYAZU OLD TOWN HUB」
宮津駅から徒歩10分の魚屋町にある「MIYAZU OLD TOWN HUB」は、アメリカンダイナーをイメージして古民家をリノベーションしたカフェ&バー。古い街並みの中にブルーのレトロな窓が印象的なこのお店は、カフェの少ない宮津でちょっとした合間に気持ちをリフレッシュしたり、ホッとする場所や、仲間と集う場所を作りたいという思いがきっかけで始められました。
店内はふらっと立ち寄りフランクに情報交換がしやすいフロントスペースに加え、ゆっくりと腰を落ち着けて過ごせるソファースペース、ワンコもOKのテラス席があります。各スペースの窓やドアを開け放つと一気に見通しが良くなり、お客さん同士やスタッフが気軽に話しやすい空間をイメージして作られているのだとか。
ピザが食べたくなったらここに来る!というリピーターにも好評なピザは、「ベーコン・たまねぎ・チーズ 」「ジャーマンソーセージ・オニオン 」「メープル 」「ベジタブル 」「本日のおすすめ」の5種類。大きめのサイズですが、薄い生地を使っているので一人でもペロっと食べきれます。
また、カリフォルニアの高校生が朝食やランチに食べる「カリフォルニア ブレックファースト ブリトー」も人気! スクランブルエッグやアメリカのうずら豆などを自家製のサルサソースと合わせてトルティーヤで巻いたブリトーは、これ一つでもお腹いっぱいになるほどボリューム満点です。
そしてお店に来たら一度は飲んでほしいのが、京丹後のプレミアムなフルーツを使った濃厚な味わいのスムージー。いちご、梨、メロン、ブドウ、スイカなど季節によって5種類の味が楽しめます。こちらはご家庭でも楽しめるスムージーとして、「ときとめフルーツ」の名前で販売もされています。店頭ほか、宮津市のふるさと納税品にも選ばれているので、お土産にもおすすめです。
ピザ・ブリトー・スムージーはテイクアウトもできますが、注文を受けてからつくるのでご予約をお忘れなく。
MIYAZU OLD TOWN HUB(ミヤズ オールド タウン ハブ)
京都府宮津市魚屋968
TEL:070-8330-6466
営業時間:金:11:00~22:00/土:9:00-22:00 /日:9:00~16:00
定休日:月~木・祝日
HP: https://sites.google.com/sakarakyoto.com/miyazu-old-town-hub/home
駐車場:道の駅 青空無料パーキング
Instagram:@miyazu.old.town.hub
神子川の畔にある小さなカフェ「Fika Mawata」
元栄養士のオーナーが「心とからだにやさしいお菓子と食事」をコンセプトに地産地消と手作りにこだわって作るランチとスイーツが魅力のFika Mawata。
宮津駅から北に徒歩約10分。波路町の細い路地を進むと見えてくる鮮やかなブルーの看板が目印です。佃煮屋さんの工房をリノベーションしたという店舗は、1F部分の白壁とブルーのコントラストが印象的。入り口までのアプローチにはハーブや野菜を植えた畑があり、その横を神子川(みこがわ)が流れる風景はどこか懐かしさを感じます。
木目調を基本とした店内にはカウンター3席と4人がけ・2人がけのテーブルが各1席ずつ計9席が並びます。入り口すぐ右手に設けられた大きな窓からは横を流れる川が眺められ、店内にもゆっくりと落ち着いた時間が流れているようです。
週に2日(金・土曜)楽しめるランチは「ベーグルサンドプレート」が人気。手作りのベーグルサンドは「自家製のスモークチキン」「クリームチーズとナッツのハチミツがけ」「スモークサーモンとクリームチーズ」「キーマカレーのチーズかけ」の4種類から選べ、地元野菜を使ったサラダとスープ、小鉢2品がセットになっています。
スイーツは季節のフルーツをふんだんに使ったフルーツケーキがおすすめですよ。旬の美味しいタイミングのフルーツを基準にスイーツが作られるので、訪れる度どんなケーキがあるのかワクワクします。なかでも人気なのが、新栗が出るタイミングで作る渋皮煮とマロンペーストを使った「モンブランタルト」。栗の季節が近付くとこれを楽しみに訪れるお客さんもいらっしゃるのだとか。
Fika Mawataは週3日の営業ですが、道の駅海の京都宮津の「宮津まごころ市」でシフォンケーキや焼き菓子の販売が行われています。イベントなどにも出店しているので、気になる方は Facebook か Instagram をチェックしてくださいね。
Fika Mawata(フィーカ マワタ)
京都府宮津市波路町2348
TEL:090-9095-4870
営業時間:木~土:11:30~16:00(ランチは金・土のみ)
定休日:月~水・日曜日
駐車場:店舗前に2台、その他にも3台可 ※詳しくはお問い合わせください
Instagram:@mawata3935
まるでアートのように美しい「森ノヲク」のキャトルサピュイエ
宮津駅から車で10分ほど行った矢原にある「森ノヲク」。ここは週に一度だけオープンする海沿いのカフェ。築50年の昔ながらの古民家を改装した店舗は、静かな街並みに馴染み、まるで秘密の隠れ家のようです。
フランスのアンティーク照明や和箪笥など、懐かしい温もりを感じる家具に囲まれた店内は、「人の手が加わった特有の居心地良さを感じる空間を作りたかった」というオーナーのイメージが形になったもの。内装をはじめ、お皿や盛り付けにいたるまで、洗練されたノスタルジアを感じます。
キッシュをメインにサラダやスープの7種類が彩られたランチプレートは、身近な食材を使い一品一品丁寧に作られています。メニューの組み合わせにもこだわりがあり、7種類の品に同じ食材は使わず、いろんなものが食べられるように工夫されています。固定観念にとらわれない自由な発想で斬新な創作料理が、季節の食材に応じて内容が少しずつ変化していくのも魅了の一つです。
アートのように飾られたケーキプレートの「キャトルサピュイエ」は、バニラが香るとろりとしたクリームに、カリカリのキャラメリゼが味わい深いクレームブリュレとイチジクのタルト、モモとカフェのムース、マンゴーとブラックベリーのガトーバスクがセットになっています。あまりの美しさに食べるのをためらってしまいそう。
この素敵なケーキプレートのお供には14種類の中から選べる紅茶がおすすめ。フレーバーティをはじめ、烏龍茶ベースやノンカフェインもあるので、お好みの香りと絶品スイーツでゆったりとした時間を過ごすのはいかがですか。
キッチュランチ(スープ抜きの6種類)、ケーキ、焼き菓子はテイクアウト可。
※ケーキプレート「キャトルサピュイエの」は不定期に内容変更あり
森ノヲク
京都府宮津市矢原70番地
TEL:080-5346-5256
営業時間:土曜:11:00~16:00
定休日:月~金・日曜日
駐車場: 店舗前に4〜5台、その他公民館裏手にもあり ※詳しくはお問い合わせください
Instagram:@mori_no_woku