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思わずパチリ!写真に収めたくなるフォトジェニックな宮津の風景

お出かけ先で美しい風景に出合った時、不意に写真を撮りたくなることってありますよね。ここ宮津市にも、思わず写真に収めたくなる、フォトジェニックな風景がたくさんあります。見慣れた風景の中にも、新たな発見があるかも!? たくさんの素敵なスポットがある宮津のまちを、綺麗な写真と一緒にお楽しみください!

ジブリ映画で見たことあるかも!?世屋姫神社

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画像提供:@usalica

まるでジブリ映画に出てきそうなこの風景は、上世屋地区にある「世屋姫神社」で夏に撮影された1枚です。棚田の中に突如現れる、こんもりとした小さな森と鳥居。鳥居をくぐると、落ち着いた中に荘厳な雰囲気が漂い、外から見たかわいらしさから一転、背筋が伸びる思いです。青々とした繁った木々の奥にひっそりと佇む社殿には、御祭神である世屋姫命(せやひめのみこと)が祀られています。神社の中と外で、また違った表情を見せてくれる素敵な場所です。

和泉式部も歩いた!元普甲道のモスガーデン

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平安時代の歌人、和泉式部が京の都から丹後へ向かう際に歩いたとされる元普甲道もとふこうみち。その道中で見られる神秘的な光景です。大昔に整備された石畳や、そこかしこに転がっている大岩に、びっしりと苔が生えて、一面が鮮やかな緑色! 地元のガイドさんたちは親しみを込めてここを「モスガーデン」と呼んでいるそう。苔に覆われた巨岩たちは古代からの息遣いを感じさせますが、大きなぬいぐるみのようでもあり、ちょっと可愛いかも。

元普甲道とモスガーデンについて詳しくはこちらの記事をチェック▼

まるで日本昔ばなしの世界!上世屋の笹葺き住宅

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宮津市北部の上世屋地区には、今や貴重になった笹葺き屋根の住宅が残っています。山間の集落に建つ家々は、人と自然が共存していた里山の原風景そのもの。春にはブナの木が芽吹き、桜がほころぶこの里は、ここに暮らしたことはなくても一目見ればどこか昔懐かしい記憶が蘇ってきます。
「にほんの里100選」にも選ばれた景色ですが、技術の後継者を探すのが難しく、笹葺き屋根は徐々にその数を減らしているとのこと。うつろいゆく時代を感じながら、目に焼き付けておきたい風景です。

上世屋地区について詳しくはこちらの記事をチェック▼

天まで繋がるような、宮津燈籠流し花火大会で流れる1万個の燈籠

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夏の真っ盛りの8月16日、島崎公園沖の宮津湾では毎年、祖先の霊を弔うために紅白の燈籠を流す祭りが行われます。華やかな精霊船に先導されて宮津湾に流れゆく燈籠は、その数なんと約1万個! 夜闇にゆらめくあまたの燈籠は、水平線から天まで繋がっているようです。
今や来場者数8万人に迫るこのお祭りのルーツはおよそ400年前、戦国時代にも遡るそうです。人を弔い、敬う気持ちは代々、宮津の人の心に受け継がれ、現代でも夏の夜には荘厳で美しい光景が見られています。

水面を走る電車!?由良川鉄橋と京都丹後鉄道

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由良川の河口に渡された鉄橋を走る可愛らしい一両編成の電車。青い空と水面が赤い鉄橋の色にマッチして、まるで絵葉書のような風景です。電車は水面のわずか6メートル上を走っているので、乗車していると本当に水面を走っているような気持ちになれますよ。
京都丹後鉄道の丹後由良駅〜丹後神崎駅の間、由良川を渡る鉄橋での風景ですが、写真に収めるなら由良川西岸のもみじ公園がオススメです。

心まで洗われるような金引の滝

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ごつごつした花崗岩の岩肌を流れるこの滝は、京都府で唯一「日本の滝百選」に選ばれた名瀑「金引の滝」です。一年を通して潤沢な水量を誇り、向かって右側が男滝おだき、左側を女滝めたきと呼び、昔から多くの人々に親しまれてきました。徒歩5分の位置に駐車場もあるのでアクセスも抜群。気持ちをリフレッシュしたい時にオススメです。
主瀑である男滝・女滝の他にも、下流には臥龍がりゅうの滝、上流には白竜の滝とふたつの滝があるので、現地へ行かれた際はこちらも是非チェックしてみてくださいね。

金引の滝について詳しくはこちらの記事をチェック▼

見慣れた風景の中にある“宝物”

まとめ

海に面し、山地もほど近い宮津市にはバラエティに富んだ景観が数多くあり、人と自然が寄り添ってできた風景には、宮津ならではの歴史と個性が詰まっています。
いつもの見慣れた風景でも、季節、日にち、時間、タイミングによっては、宝物のような情景に変わるかもしれません。お立ち寄りの際は、カメラマンになったつもりで、その時しか見られない光景を切り取ってみてはいかがでしょうか?


お写真の一部を京都写真家のうさだだぬきさんにご提供いただきました!
ありがとうございました! 宮津の風景もご紹介いただいています!