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天橋立観光とセットで味わいたい!海の幸たっぷりのご当地丼

新鮮な海の幸が獲れることで知られる宮津の海。その醍醐味を一番に味わえる食べ物といえば、ご飯の上に具材がのった豪快な「丼(どんぶり)」ではないでしょうか。今回は、日本三景・天橋立の近くにある、魚介たっぷりのご当地丼をご紹介します!

※記事中の商品価格は全て税込。2022年1月段階の価格です。
※メニュー価格が変わっている可能性があります。詳しくは各店舗にお問い合わせください。

幻のマイワシを贅沢に味わえる「金樽イワシ丼」

天橋立の内側に広がる阿蘇海で獲れるマイワシは、地元では「金樽鰯」と呼ばれています。阿蘇海は外海の宮津湾に比べて海水の出入りが少なく、マイワシのエサとなるプランクトンが多く生息するため、丸々と太って脂ののった良質なイワシになるのだとか。しかし近年では、漁獲量が大幅に激減してしまい「幻の魚」と呼ばれています。

この金樽鰯を贅沢に丼で食べられるのが、元伊勢籠神社の裏参道沿いにある「つるや食堂」さん。茶屋風の外観が目印です。こちらで人気の「幻の金樽イワシ丼」は、オリジナルの甘辛いタレに12時間漬け込み、提供する前に軽くソテーするのが特徴。そのままでも美味しいのですが、お箸で身を細かくほぐしご飯に混ぜ込むとさらに絶品です。ぜひお試しください!

<データ>
つるや食堂
住所:宮津市中野848
電話番号:0772-27-0114
定休日:不定休
http://www.love-tango.com/turusyoku/
■丼情報
幻の金樽イワシ丼 1380円
予約不要

天橋立の絶景と共に味わう「しらす丼」

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天橋立ケーブルカーに乗って天橋立を一望できる傘松公園へ。園内唯一のレストラン「Ama Dining(アマ ダイニング)」は、園内で最も高台にあるため、さらに上空の目線から天橋立が誇る美景を楽しめます。
レストランのメニューのなかでも人気を集めるのが「天橋立しらす丼」。宮津湾で獲れた釜あげしらすを丹後米コシヒカリが見えなくなるほど豪快に盛ったダイナミックな丼。天橋立の美しい景色とともに贅沢なひとときを味わってみてはいかが?

<データ>
天空のレストラン Ama Dining
住所:宮津市大垣19-1(天橋立傘松公園内)
住所:0772-27-0898
営業日:原則土・日・祝日(詳しくはお問い合わせを)
■丼情報
天橋立しらす丼 1230円
宮津湾で春・秋に獲れるしらすを使用。提供できる時季が限られているので事前のお問い合わせがオススメです!

【要予約】大盛りサイズで食べてみたい!「季節の地イカ贅沢丼」

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一年を通して様々な種類の美味しいイカが獲れる宮津。豊かな甘みが特徴の白イカや、丹後で「秋イカ」と呼ばれるアオリイカなど、季節ごとに獲れるイカの種類が異なります。

そんな季節のイカを存分に楽しめるのが、ケーブルカーの麓 で90年以上の歴史を誇る「よし乃や」。こちらで提供する「季節の地イカ贅沢丼」は、春~秋には白イカ、秋~春にはアオリイカを用い、大盛りサイズはなんとイカを1パイ半も使うそうです。写真は、生の白イカの身とゲソを使った丼。噛めば噛むほど強い甘みが口の中に広がり、歯応えはありつつもとろけるような食感がクセになります。卵黄とショウガ、お醤油が白イカの甘さと旨みを引き立て、箸がとまりません!イカ好きな人はぜひ大盛で味わってみてください!

<データ>
よし乃や
住所:宮津市大垣48
住所:0772-27-0125
定休日:無休
■丼情報
天橋立しらす丼  大盛2300円、並盛1800円
前日までに要予約 

潮の香りと旨みが凝縮されたあさり丼

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旨みたっぷりのアサリを使ったアサリ丼は、これまで数多くのTVや雑誌にも紹介されたことのある天橋立のご当地メニューです。このうち、天橋立内にある「はしだて茶屋」では、丹後コシヒカリのご飯が隠れてしまうほどの身で覆い尽くされた丼を提供。漁師めしを思わせるつゆだくの丼を豪快に味わえば、アサリの旨みと香りが口の中で広がり、箸もついつい進んじゃいます。天橋立の松並木の中でゆったりと食事を楽しめるのも、この店ならではの魅力。天気の良い日にはぜひ外で味わいたい逸品です。

<データ>
はしだて茶屋
住所:宮津市文珠(天橋立公園内) 
住所:0772-22-3363
定休日:木曜
■丼情報
あさり丼 1100円
予約不可

店によって具材が違う「天橋立ばんばらこ丼」とは?

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つるや食堂の「旬の地イカとアカモクとバイ貝の丹後お宝丼」1780円など、お店ごとに使う具材などが異なる

伊勢神宮外宮に奉られる食の神様「豊受大神(とようけのおおかみ)」の故郷でもある天橋立。日本海の新鮮な魚や貝、山から流れる美しい水と豊かな大地で育まれた、まさに食材の宝庫です。そんな丹後・天橋立の食材や魅力を散りばめた丼を、天橋立界隈の飲食店では「ばんばらこ丼」と呼んでいます。

ちなみに、「ばんばらこ」とは丹後地方の方言で「散らばった」という意味。店によって使う食材などに決まったカタチはありませんが、
①丹後産のお米を使用
②メイン食材も丹後産
③海の京都・丹後の魅力がつまった丼
④丹後の自然と神様に感謝して作ること
の4つの条件を満たしたものが「ばんばらこ丼」として認められるそうです。

お店によって、カニやタイ、天然カキに板ワカメと、使う食材もそれぞれ異なりますが、丹後の旬の魚介をつめこんだオリジナリティあふれるものばかり。ぜひ色々なお店を食べ歩いて自分のお気に入りを見つけてくださいね。

ばんばらこ丼については、下記HPにより詳しいことが紹介されているので、訪れる前にチェックするのがおすすめです!

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