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これが私の生きる道 藤本 結子さん、服部 有紗さん

宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。

今月は、宮津与謝消防組合で消防士として活躍されている藤本さんと服部さんをご紹介します。

藤本 結子さん、服部 有紗さん

藤本さんは宮津高等学校卒業後、救命士を志し大阪市内の専門学校を経て宮津与謝消防組合に2016年に入庁されました。

服部さんは峰山中学校卒業後、陸上競技のスポーツ推薦で京都市内の高校に進学をされ専門学校を経て2018年に入庁されました。

入庁に当たり藤本さんのご両親は反対されたそうですが、病院前救護に当たれる職場に就きたいと強く思い、宮津与謝消防組合を志望し入庁され、今ではご両親も応援されているそうです。

服部さんは専門学校卒業後、一度民間の会社に入社されましたが、中学生の時の職場体験での消防士という仕事に対する思いが捨て切れず、ご両親の後押しもあり、見事転職されました。

2人とも入庁されてから1年間は、京都市内の消防学校に入校され、約100名の在校のうち女性の同期が約10名という環境で訓練を積まれ、晴れて、宮津与謝消防署に配属となり勤務されています。

警察官、自衛隊と比べて消防士は女性の比率が非常に少なく、国の目標として女性消防士の割合を全体の5%に掲げています。それを聞くと、確かに身近に女性消防士を見かけないことに気付きました。

今後も大変な事も有るかもしれませんが「女性が活躍する」を体現して頂き、職場のムードメーカーとして活躍されるのを楽しみにしています。


(広報みやづ 2020年3月号 No.762掲載)