涼をもとめていざ滝へ! 宮津の名瀑「金引の滝」と「今福の滝」
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涼をもとめていざ滝へ! 宮津の名瀑「金引の滝」と「今福の滝」

夏の暑さに気力も体力も奪われダルイな…と感じることはないですか? 文明の利器に頼ってクーラーの効いた部屋で快適に過ごすのも良いですが、それだと部屋に篭りがちになってしまう…と、モヤっとした気持ちになってしまったり…。そんな時は夏らしい「涼」をもとめて、宮津の「名瀑」に行ってみませんか?

京都府で唯一! 日本の滝百選「金引の滝」

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京都府宮津市滝馬にある「金引の滝」は、京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれている名瀑です。滝といえば、山道を登って滝にたどり着くまでの道のりが大変そうだな…と思い、腰が重くなる人もいるかもしれませんが、「金引の滝」は駐車場から徒歩5分ほどの距離にあり、滝までの道は舗装されているので、水音を聞きながら散歩気分でのんびり歩いていけます。

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この滝は、花崗岩の岩壁を流れ落ちる分岐瀑で、高さ約40メートル、幅約20メートルの広い岩盤を滑るように落ちる滝を主瀑とし、下流の「臥龍(がりゅう)の滝」、「白竜の滝」の3滝を総じて「金引の滝」と呼ばれています。

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一年を通して豊かな水量を誇り、向かって右側の幅広で勢いのある流れを男滝(おだき)、左側の幅が狭い穏やかな流れが女滝(めだき)と呼ばれています。

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壮大な印象を受けるこの滝は、たっぷりのマイナスイオンで気持ちに“癒やし”と“潤い”を与えてくれそうな予感がしませんか? 思わず両手をめいいっぱい広げて全身で受け止めたくなります。

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また、滝壺が浅いので、滝のそばまで近寄って水しぶきに触れることができるのも嬉しいポイント。夏になると家族連れが訪れ、小さな子どもたちが水遊びをする姿など、憩いの場としても親しまれています。

〈データ〉
金引の滝
所在地:宮津市滝馬
利用料金:無料
アクセス方法:「道の駅 海の京都宮津」からレンタサイクルで約10分/宮津天橋立ICから車で約5分
駐車場:あり(繁忙期は警備員が配置されるため、駐車場料金が必要となります)

江戸時代からの名所! 京都府景観資産「今福の滝」

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京都府宮津市喜多にある「今福の滝」は、「蛇綱(じゃづな)の里が誇る七段の名瀑」として平成25年(2013)3月に京都府景観資産に登録されています。この滝は江戸時代中期から宮津の名所の一つと知られており、享保11年(1726)に書かれた「丹後興佐海名勝略記」にはすでに紹介されていました。いつの頃からか整備が行き届かずに市民から忘れ去られていた時期もありましたが、平成8年(1996)に地区住民により整備・測量が行われたことで、現在では京都府下最大の落差をもつといわれる壮観な眺めを見に、多くの人が訪れるようになりました。

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今福の滝は、杉山の山腹から裾部にかけて流れ落ちる大小「七段」から構成される滝の総称で、その総落差は78.2メートル。主瀑は「二の滝」と「三の滝」からなる連瀑で、あわせて40メートル近い落差を誇る迫力ある滝です。また、「一の滝」「四の滝」はそれぞれ5メートル程の落差がある形のよい滝で、「五の滝」「六の滝」「七の滝」は短い区間を小落差の滝が連続しています。

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滝までの道のりはスニーカーでも行けますが、岩場などがあるので滑りにくいしっかりとした靴がおすすめです。森独特のひんやりと澄んだ空気を感じながら、木々と苔が広がる山道をトコトコ歩いていくと「滝への近道」を示す道しるべがあります。ポイントごとにこのような道しるべがあるので確認しながら進んでくださいね。

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まずは主瀑の「二の滝」と「三の滝」を一望するために滝眺望所へ向かいます。
「今福の滝」の入り口にある川を渡ったところから、滝展望所までは約270メートルの山道を登って行きます。普段運動不足だと呼吸がゼイゼイ荒くなるくらいのハードさですが、そこを乗り切れば暗い木々に覆われていた視界が“パッ”と開け、その奥に勢いよく左右に向きを変えながら流れる二の滝、三の滝が見えた時はちょっと感動ものです。

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「二の滝」と「三の滝」を堪能したら、150メートル先にある最上段「一の滝」へ。こちらは小さな滝ですが、水量が豊富で水の透明度も高く美しい滝です。

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そして、「一の滝」へ行ったら「二の滝」の落ち口から見る景色もお見逃しなく! 滝が落ちる様子を上から眺められる絶景ポイントです。上から見る滝は貴重な体験なのでワクワクしますが、二の滝から見下ろした時の町並みの小ささと、落ちていく滝の迫力に、正直足がすくんでしまいます…。落ち口に近づく時は、足元が滑るので、くれぐれも気をつけてくださいね。

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「一の滝」まで行ったら、体力的にはもう十分“やりきった感”がありますが、もう一踏ん張り!! 忘れずに「三の滝」の滝壺へも足を運んでください。先ほどみた「二の滝」の滝口から落ちてきた水が、ゴツゴツした岩肌を幾筋にも別れ、荒々しい水流がこの滝壺へ流れてくる様子を近くからみられるのは、この滝の醍醐味です!! 
勢いと迫力を感じながらも、心はしっかり癒される。「今福の滝」は、そんな見ごたえのある滝です!

宮津の豊かな自然に囲まれた「金引の滝」と「今福の滝」。暑い夏こそ、宮津の名瀑はおすすめです。

〈データ〉
今福の滝
所在地:宮津市字今福
利用料金:無料
アクセス方法:「京都丹後鉄道宮福線」の「喜多駅」で下車後、徒歩およそ20分
駐車場:あり(2台のみ)


京都府の海沿いにある宮津市の公式アカウントです!日本三景の一つ天橋立があり、綺麗な海と山が自慢です。