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天橋立観光【上級編】 四季ごとに巡る天橋立 〜五大観制覇&近隣スポットをご紹介〜

宮津市広報

日本三景の一つ「天橋立」。観光客が多い反面、実は「どこを観光すればよいの?」という意見が意外と多いスポットでもあります。そんな方々にオススメしたい「天橋立の楽しみ方」を全3回にわたってご紹介。
最終回は、天橋立に何度も訪れている方向けに、四季ごとに巡る「五大観」と呼ばれる景観スポットを推奨します。春夏秋冬の美しい景観とともに楽しめる近隣スポットをご紹介します。

五大観について詳しくは、以下の図とURLをチェック!↓

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第1回・天橋立観光【初級編】

第2回・天橋立観光【中級編】

〜春~咲き誇る花々とともに愛でる天橋立

「飛龍観」から望む桜と天橋立の絶景!

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満開の桜と天橋立の絶景が見られる天橋立ビューランド内の「飛龍観(ひりゅうかん)」。そのまま眺めると桜咲く地上に龍が降りてきたように見えますが、股のぞきをすることで天地が逆になり、地上から空へ舞い上がる龍の姿を見ることができます。

まるでおとぎの国みたいにロマンチックな春の「天橋立ビューランド」

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「天橋立ビューランド」はカップルからファミリーまで、多くの人が楽しめる遊園地です。春のビューランドを推奨したい理由は、なんといってもこの景色! 満開の桜とノスタルジックなメリーゴーランドのロマンチックな景色が楽しめます。

飛龍観がある天橋立ビューランドはこんな遊園地です↓

国宝『天橋立図』の構図に似た景色が見られる「雪舟観」

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天橋立を東側から眺める位置にある天橋立雪舟観展望所。ここからの風景は室町時代の水墨画家・雪舟が、1501年~1506年頃に描いた『天橋立図』の構図とよく似ていることから「雪舟観」と呼ばれています。

一帯がピンクに染まる!? フォトジェニックな「天橋立雪舟観展望所」

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「天橋立雪舟観展望所」はミツバツツジの名所でもあり、4月中旬の見頃を迎える頃には、約1000本のミツバツツジが辺りを鮮やかなピンクに染め上げます。また、道中にある獅子崎稲荷神社の鳥居とミツバツツジの幻想的な光景は、フォトスポットとしても人気の場所です。

雪舟観と天橋立雪舟観展望休憩所についてはこちらをチェック↓

京都府北部で唯一の水族館「丹後魚っ知館」

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栗田半島東部にある関西電力宮津エネルギー研究所に併設されている「丹後魚っ知館」では、アザラシやペンギンなど水辺の生物がおよそ150種類飼育されています。総水量300トンの大水槽や直接魚たちと触れ合えるタッチングプール、エネルギーの歴史や発電の仕組みが学べるエネルギー展示エリアなど見応え充分な水族館です!

もっと詳しく丹後魚っ知館を知りたい!という方はこちらの記事をどうぞ↓

春の祭礼:籠神社の葵祭/4月24日

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籠神社(このじんじゃ)の「葵祭(あおいまつり)」は、北近畿、丹後地方で最も古い祭礼であり、約2500年前に始まったと伝えられています。ご神幸の道中や祭典の前後には、平安時代から続く勇壮な太刀振(たちふ)りや神楽などの奉納神事(京都府無形文化財)が行われます。

丹後地方で最も古いお祭りで、別名「藤祭」とも呼ばれています↓

春グルメ:白イカ/4月〜8月頃

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一年を通して様々な種類の美味しいイカが取れる宮津。4月から8月頃には丹後地方で「白イカ」と呼ばれる剣先イカが旬を迎えます。強い甘みが特徴の白イカは高級イカとして知られており、お刺身はもちろん、炙りや一夜干など大変美味しくいただくことができます。

宮津で食べられるイカの種類はこちら↓

春グルメ:金樽鰯/4〜10月頃

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「金樽鰯(きんたるいわし)」とは、天橋立の内海・阿蘇海で獲れるマイワシのことを言います。阿蘇海は海水の出入りが少なく、エサであるプランクトンが多く生息するため、丸々と太って脂がのった、栄養も豊富なマイワシが育ちます。不思議な伝承も残っている金樽鰯ですが、近年は漁獲量が減っているので、市場や魚屋さんで見つけたらとてもラッキー! 市内の食事処で食べられることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

アニメにもなった金樽鰯の伝説はこちらの記事で読んでみてくださいね↓

〜夏~アウトドアレジャーで最高の思い出づくり

夏こそ天橋立の「海岸」を満喫!

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天橋立を全力で楽しめる季節といえばダントツで夏! 天橋立の南北にはそれぞれ海水浴場があり、約6700本の松並木をバックに海水浴が楽しめます。海水浴はちょっと苦手という人でも、海岸沿いに打ち上げられた綺麗なシーグラスや貝殻を集めるのも楽しいですよ。
もっとアクティブに楽しみたい方には府中エリアにある天橋立アクティビティセンターを訪れてみてください。シーカヤックなど約10種類のプログラムが用意されています。

夏の海水浴は外せない!! という方はこの記事をお見逃しなく↓

シーグラスや貝殻に興味が湧いたらこちらの体験記事も読んでくださいね↓

天橋立アクティビティセンターでレジャーや手作り体験を楽しもう↓

一字観」から望む天橋立の直線美

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「一字観」は天橋立の西側、阿蘇海(内海)に接する与謝郡与謝野町の大内峠一字観公園内にあります。ここから望む天橋立は美しく一直線に伸びて見えることから一字観と呼ばれています。公園内にはキャンプサイトやパノラマコテージなどがあり、絶景を眺めながらアウトドアが楽しめます。

ちょっと足を延ばして宮津の「滝」はいかが?

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夏の天橋立に来たのなら、ちょっと足を延ばしてひんやり涼しい「滝」にも行ってみませんか? 宮津には京都府内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている「金引の滝」と、江戸時代中期から名所の一つと知られている大小七段から構成された「今福の滝」があります。
サクッと立ち寄りたいなら駐車場から徒歩約5分で行ける金引の滝、自然に癒されたいなら山道を散策しながら行く今福の滝がオススメです。

金引の滝・今福の滝の魅力についてはこちらから↓

天橋立を端から端まで見渡せる「天平観」

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画像:京都府立丹後郷土資料館提供

2020年に天橋立の新たなビューポイントに加わった「天平観(てんぴょうかん)」は丹後国分寺跡にあります。こちらは西側に広がる内海・阿蘇海越しに見る天橋立を端から端まで見渡せる大パノラマが魅力の展望スポット。コバルトブルーの夏空を背景にみる天橋立は格別の美しさです。

歴史的資料や美術工芸品を多数所蔵する「京都府立丹後郷土資料館」

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国宝や重要文化財を含む約12万点の展示品を有する「京都府立丹後郷土資料館」。1階の常設展では、考古・歴史・民俗の3つのエリアに分けて丹後地域の展示が行われています。2階の展示室では年に5回ほど特別展が行われており、ここでしか見られない貴重な品が展示されています。企画展が変わるたびに見にくる熱烈なファンも多いミュージアムです。

天平観・京都府立丹後郷土資料館はこんなところ↓

悠久の歴史に思いを馳せる「丹後国分寺跡」

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画像:京都府立丹後郷土資料館提供

天平13年(741)、聖武天皇の詔(みことのり)を受けて飢饉や疫病、内政の混乱などを治めるべく各地に建立された「国分寺」。ここ丹後地方では、天橋立を西側から一望するこの場所に広大な寺院が建立されました。長い歴史の中で隆盛と荒廃を繰り返した国分寺は現在少し離れた位置にありますが、かつて国家の華とも呼ばれた寺があった「丹後国分寺跡」で悠久の歴史に思いを馳せてみませんか。

丹後国分寺跡について詳しくはこの記事をチェック↓

100%京都産ぶどうにこだわった「天橋立ワイナリー」

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海辺にぶどう畑を有する世界的にも珍しい「天橋立ワイナリー」は、栽培から製造、販売を自社で行っています。見学やテイスティングはもちろん、ショップにはワインを使ったスイーツやパン工房などがあり、併設するレストランでは地元野菜をふんだんに使った料理をいただくことができます。

天橋立ワイナリーに行ってみたい!という方はこちらから↓

夏の祭礼:文殊堂出船祭/7月24日

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「文殊堂出船祭」は智恩寺の御本尊「文殊菩薩」の縁日に合わせて行われる文珠地区のお祭りです。当日は智恩寺で文殊会が行われ、秘仏である文殊菩薩のお姿を年に一度だけ拝見できる貴重な日でもあります。文殊会のあとは海上浮舞台で行われる智恩寺に残る伝説「九世戸縁起(くせとえんぎ)」の迫力ある演舞や、盛大に打ち上げられる花火が楽しめます。

文殊地区の夏を象徴するお祭り・文殊堂出船祭↓

夏の祭礼:成相寺の千日まいり/8月9日

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一日の参詣で千日分のご利益があるとされる「千日まいり」。この日は成相寺の御本尊である聖観世音菩薩のご利益をいただける特別な日とされています。当日は心願成就を祈祷する儀式である「柴燈護摩祈祷(さいとうごまきとう)」が行われ、護摩の浄火を渡ることで罪を焼き祓い功徳を授かるといわれる火渡り修行などが行われます。火渡り修行には一般の人も参加できるので、ぜひ参加してみてくださいね。

一日で千日分のご利益をいただける!成相寺の千日まいり↓

夏の祭礼:宮津燈籠流し花火大会/8月16日

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「宮津燈籠流し花火大会」は宮津の夏の最大イベントです。初盆を迎えた家から送り出される精霊船を囲むように約1万個の追っかけ燈籠が宮津湾に流されたあと、約3千発の花火が一面を華やかに彩ります。花火が終わると誰でも参加できる盆踊り大会が開催され、たくさんの人が輪になり宮津の賑わいを伝える「宮津おどり」が踊られます。

宮津の夏の風物詩・宮津燈籠流し花火大会↓

夏グルメ:丹後とり貝(春〜初夏)

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宮津で採れる「丹後とり貝」は一般的なとり貝よりも大きく、肉厚でプリッとした食感に独特の甘みがあります。熱を通すことでより甘みが増すといわれており、湯通しや炙りでいただくとまさに絶品!! 夏の宮津に来たらぜひ味わっていただきたい逸品です!!

とり貝の大きさに興味が湧いた方!その答えはここにあります↓

夏グルメ:丹後の海 育成岩がき(4~8月)

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栗田湾で育つ「丹後の海 育成岩がき」は天然物に比べ、身の大きさが約1.5倍。肉厚のぷりぷりとした食感に、クリーミーでまろやか、かつ濃厚な味わいです。現在、採れたものは舞鶴市場に出荷されていますが、いずれは“宮津産”としてブランド化したいという地元漁師さんたちの熱意を感じる、注目の宮津名物です。

宮津で育った「丹後の海 育成岩がき」は一味違う!?詳細はこちらをチェック↓

〜秋~紅葉名所でもみじ狩り

「昇龍観」から愛でる紅葉と天橋立

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紅葉と天橋立のコラボレーションが見られる天橋立傘松公園内の「昇龍観(しょうりゅうかん)」。天橋立を北側から眺めるここからの景色は、股のぞきをすることで天橋立が天に昇りゆく龍のように見えることから昇龍観と呼ばれており、縁起が良い景色といわれています。

股のぞき発祥の地「天橋立傘松公園」

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天橋立の北側、府中地区にある「天橋立傘松公園」は股のぞき発祥の地。園内には空中散歩の気分が味わえる開放感抜群のスカイデッキや願いが成就すると噂の願いの鐘、ご当地グルメが楽しめるレストラや傘松公園の観光ナビゲーター・かさぼうグッズを販売する売店などがあり、多くの観光客が集うスポットです。

昇龍観がある天橋立傘松公園ってこんなところ↓

紅葉の名所「成相寺」

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四季折々の風景が美しい古刹「成相寺」。なかでも紅葉の名所として名高く、赤やオレンジの美しいグラデーションが境内に広がります。また夜には期間限定でライトアップが行われ、幻想的な光で照らされる本堂や五重塔と紅葉のコラボレーションはまさに圧巻!!

実は成相寺の境内には言い伝えがあるのです…気になった方はこの記事をチェック↓

まだまだあります!「宮津の紅葉スポット」

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宮津には魅力的な紅葉スポットがまだまだあります! 例えば、傘松公園へ向かう道中に乗る「リフトから眺める紅葉風景」や、宮津祭が行われる山王宮日吉神社の「漱玉亭庭園跡」、平安時代の歌人、和泉式部が京から丹後へ向かう際に歩いたといわれる「元普甲道(もとふこうみち)」など、様々な紅葉スポットを巡ってみてください。

紅葉まとめスポットはこちらから↓

秋グルメ:丹後ぐじ (10〜12月頃)

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京のブランド産品にも選ばれている「丹後ぐじ」は京料理に欠かせない高級魚。淡泊で甘みのある上品な味わいが特徴ですが、身が繊細なため鮮度と品質を保つための細かいマニュアルが設定されています。厳しい選別基準をクリアしたぐじだけが「丹後ぐじ」として市場に出すことを許されるブランド魚です。

丹後ぐじの“ぐじ”って〇〇の呼び名! 正解はこの記事のなかに↓

秋グルメ:由良みかん(10月〜3月)

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江戸時代末期から栽培が始まったとされる由良地区の「由良みかん」。気候風土がみかんの栽培に適していることから、爽やかな酸味とふくよかな甘さが感じられる濃厚な味わいのみかんが育ちます。10月下旬〜11月下旬にかけてはみかん狩りも楽しめるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

由良みかんの甘さの秘密を詳しく知りたい方はこちら↓

秋グルメ:オリーブ/11月頃(収穫)

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高齢化の影響で使われなくなった農地を、丈夫で獣の被害にも遭いづらいオリーブ畑へと転換。市内のさまざまな地区で取り組み、栽培面積も収穫量も年々増加しています。宮津産オリーブは、フレッシュさを大事にした高品質でフルーティな味わいが魅力です。オイルなど手に取りやすい商品に加工されており、ふるさと納税の返礼品にも選ばれています。オリーブ商品は道の駅でも購入できるので、見つけたら味わってみてください。

近年話題になっている、日本海側の海辺で育った宮津産オリーブ↓

〜冬~雪が織りなす天橋立の絶景と冬グルメに舌鼓!

白銀に染まる姿はまるで白龍「飛龍観」

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古来より多くの人を魅了してきた天橋立の白砂青松。春夏秋冬のなかでも冬の美しさは別格で、白銀に染まる天橋立はまるで白龍のように美しく迫力があります。日が昇ると天橋立の松葉の雪が溶けてしまうため、この光景を見るには早朝が狙い目です。

飛龍観だけじゃない!宮津の冬の絶景↓

青と白のコントラストが美しい冬の「昇龍観」

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大江山を背景に阿蘇海と宮津湾を分断するように伸びる天橋立。雪が積もった翌日に晴れ間が広がると、まるで雪の橋のようも見える天橋立がキラキラと輝き、青と白の美しいコントラストが清々しい風景を映し出してくれます。

冬のイベント:天橋立ふゆ花火/10月の最終日曜

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およそ2000発の花火が打ち上がる「天橋立ふゆ花火」。冬の到来を知らせる風物詩として毎年、地元はもちろん、京阪神からも多くの人が訪れ、賑わいます。地元の人が教えてくれた鑑賞スポットは、大迫力の花火を楽しみたいなら阿蘇海の浜沿いにある観覧エリアへ。花火を見下ろす贅沢な景色を楽しみたいなら傘松公園からの眺め、とのことです。

珍しい「天橋立ふゆ花火」の見どころはここから↓

冬の祭礼:文殊堂 十日ゑびす/1月9・10日

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江戸時代から始まった智恩寺の「文殊堂 十日ゑびす」。福娘たちが授与してくれる福棒に商売繁盛を願えば大黒天の御加護がいただけるといわれています。10日の本ゑびすにはご本尊の文殊菩薩のお顔のみが開かれ、大黒天と文殊菩薩を同時にお参りすることができます。

文殊堂 十日ゑびすについて詳しくはこの記事をチェック↓

冬グルメ:鰤しゃぶ(12〜2月頃)

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今や全国で親しまれている「鰤(ぶり)しゃぶ」ですが、実は宮津が発祥の地。2〜3㎜に薄く切った鰤の身を昆布出汁にさっとくぐらせポン酢でいただくと、鰤の風味や脂の乗り具合によって少しずつ違う、繊細な味わいを楽しむことができます。またしゃぶしゃぶのあとには鰤や野菜のうま味が溶け出した絶品の鰤雑炊が待っています。宮津イチオシの冬グルメです。

読んだらきっと食べたくなる!鰤しゃぶ記事はこちらをチェック↓

冬グルメ:コッペガニ(11月6日〜12月20日頃)

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「コッペガニ」は1年で1.5ヶ月しか漁獲されない貴重なカニです。ズワイガニのメスをコッペガニと呼ぶのですが、オスに比べると半分ほどの大きさで、卵巣にあたる内子と外側の外子と呼ばれる卵があるのが特徴です。コクのある味わいの内子と、プチプチとした食感の外子はオスでは味わえない珍味。コッペガニ解禁の季節には、お店によってコッペ丼などがメニューに加わるので、ぜひこの貴重な期間に味わってくださいね。

コッペガニについてはこの記事で取材しています↓

初めて天橋立を訪れるという天橋立ビギナーの方向けの【初級編】、2〜3回訪れている方向けの【中級編】、何度も訪れているという方向けの【上級編】の全3回、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、お気に入りの場所を見つけてもらい、自分だけのオリジナルコースも楽しんでくださいね。
何度来ても新しい発見がある場所……それが、宮津の天橋立です!!

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