秘密のミヤヅミンSHOW!宮津の“ご当地あるある”
天然の良港をもち、美味しい食材と豊かな自然に囲まれた宮津。日本三景「天橋立」は有名な観光地! そんな宮津で暮らす人たちが子どもの頃から当たり前だと思っていた習慣や環境。ウソかホントか宮津の“ご当地あるある”に注目してみました。
飲み会といえば公民館
祭りが近づくと宮津の男は忙しい。昼は汗水垂らして働いて、夜は度々祭りの「寄り合い」に参加するからだ。多い時は週3日、公民館で集まりがある。これは決して飲み会などではない…。ただ、念のためお酒とつまみは持って行く。
ナマコをくれるおじさん
冬から春にかけて旬を迎え、丹後の冬の味覚としても知られるナマコ。漁が始まると、漁師のおじさんが桶にナマコを入れておすそわけ。ちなみにナマコって身の危険を感じると内臓を吐き出すって知っていましたか? あの様子を生でみると、トラウマになりそうなほどグロいですが、コリッコリの食感はクセになるほど美味い!!
ブツブツ交換でカニがもらえる
ご近所付き合いが深いのは宮津の魅力の一つ。家で収穫した野菜や、頂き物がたくさんあると「ちょっとお隣に持って行ってくるわ〜」なんて事は日常茶飯事。玄関先にご近所さんからの野菜が置いてあることも。さっきお隣にあげた“白菜”が、今度は“カニ”に化けて帰ってくるなど、リアル“わらしべ長者”体験者がゴロゴロいる。
アオリイカが店頭に出たら“秋がきた”
9月〜1月にかけて水揚げされるアオリイカは“秋イカ”とも呼ばれ、宮津ではこれが出回りだすと「秋」の訪れを感じる。一昔前まではアオリイカの一夜干しがずらりと軒下に並ぶ様子が伺え、宮津の秋の風物詩だったが、最近はあまり見られなくなり、ちょっと寂しい…
アオリイカ、白イカ、ヤリイカなど宮津で出合える「イカ」を紹介▼
水泳の授業は「海」で
宮津では海が近い学校にはプールがなく、水泳の授業は「海」で行われる。海での授業といえば“遠泳”などが思いつくが、まさにその通り! 一般的には挑戦する機会が少ない“遠泳”に、子どもの頃から取り組める。また、ボート部やヨット部がある学校もあり、宮津港の水域など、日本三景にほど近い環境で練習を行っている。
男子高校生は夏に天橋立ビーチが聖地だと気づく
夏、男子高校生たちは宮津市屈指の観光地「天橋立」が聖地だと気付く。透明度の高い海水と綺麗な砂浜が自慢の天橋立だが、そこに水着のお姉さんが加わることで一気に“夢”と“ロマン”が花開くことに気付くのだ! そう、それはまさに真夏の聖地!! 灼熱の日差しに紛れ、ほんの少し心踊らせながらビーチに集う男子高校生たち。カップルが同じ浮き輪に入っている姿をみると羨ましくなる。そして家路に着く時、来たメンツと同じメンツだと気づいた瞬間、なんとも“しょっぱい気持ち”になる…。(個人差あり)
夏に訪れたい!天橋立の海水浴場はこちら▼
学生カップルのデートスポットはミップル
青春の象徴といっても過言ではない“恋愛”。 デートで気合をいれる時は舞鶴、豊岡へ行くけれど、日常使いは「宮津シーサイドマート ミップル」がメイン。食あり! アミューズメントあり! 図書館あり!と、大体揃っているので学生には身近なスポット。…ただ、下校時の立ち寄り率も高いので誰かに会う。つまり、宮津の学生に秘密の恋愛は難しい…。
天橋立は通学路
天橋立といえば、雪舟が描いた国宝『天橋立図』に描かれていたり、日本三景のひとつとして特別名勝に指定されているなど何かと有名。だけど、地元学生にしてみたらいつも通る「通学路」。日常的に廻旋橋も通っているから、基本、橋は“回る”ものだと思ってる。地方の人からは「天橋立が通学路なんて素敵ね」って言われるけど、橋が回ると遅刻するのでいくら素敵な通学路でも手放しで喜べない学生もいる…。
遊び場も学校
学生の娯楽施設が少ない宮津では、授業が終わると放課後の学校をフル活用する。そもそも部活の加入率は高めだが、部活がなくても空き教室で勉強や雑談をして有意義な時間を過ごす。これはまさに安心安全、移動時間もお小遣いも無駄にしない、賢い放課後の過ごし方! ただ、あまり長く居過ぎると教室を閉めたい教師がグズリ出すので、もう少し辛抱してほしいと思ってる。
トンビに襲われることを前提として食べ歩く
宮津で食べ歩きをしようと思うと上空に注意が必要。どこからともなくトンビが近づき、ほんの一瞬の隙を突かれて奪い取られるからである。気を抜いているとトンビの爪に引っかかれて怪我をするかもしれないので、ご用心を。防御アイテムには傘がおすすめ。
宮津あるある、いかがでしたでしょうか。
今回取り上げたのは一部ですが、もし他にもこんな「宮津あるある」があるよーという方はぜひ!宮津市役所 魅力発信係まで情報を提供ください。
もしかしたら第2弾もやる……かも!?
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