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夢を叶えた 飼育員 南 大昭さん

宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。
(広報みやづ 2020年12月号 No.772)

小田宿野にある「丹後魚っ知館」の飼育員、南 大昭さんをご紹介します。

南 大昭さん

大阪出身の南さんは、水族館で働く夢を実現させるため、大学で魚の生態を学び、現在、念願の飼育員として日々、奮闘しています。宮津に移住した当初は「こんなところに水族館?」と、田舎の奥地に立地していることに驚かれたそうですが、のどかな風景や空一面に広がる星空に感動を覚えたと話します。

飼育員になり、あっという間に7年。アザラシやペンギンなどは体調を崩しても気づきにくいため、今でも飼育に苦闘。水槽の水温管理や酸素濃度、塩分濃度には特に気を使います。

館内で泳ぐ魚たちは、定置網で獲れたものを地元漁師さんからいただいたり、奄美大島まで買い付けに行っているそう。アザラシやペンギンの餌は、地元産のサバ・アジも使われ、ペンギン2羽が宮津生まれ、宮津育ちです。

南さんのオススメは、冬場のアザラシ! アザラシが活発に動く時季で、特に餌やりタイムが必見。また、魚っ知館では、飼育員とお客様との距離が近く、子どもたちから気軽に質問できるおでかけスポット として人気です。

多くの子どもたちの興味・関心を寄せ続けて31年。現在は、感染症拡大防止のため、団体の入場はできませんが、以前のように人気企画 飼育係体験 などをいち早く再開させ、子どもから大人まで目一杯楽しめる企画を提供したいと、今日も飼育業務に勤しみます。


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